理想のスポーツカーとは?気持ちの良いスポーツドライビングとは?

自分は、根っからのモータースポーツ好きなマニアで、実際に免許を取った十八歳から、40年間以上、日産車の某名門レーシングチーム、バイクのレースチームに所属

したりしながら、スポーツドライビングを楽しんできた。

だけど、電気自動車が持てはされ、自動運転が標準化しつつある昨今、しみじみと感じることがある、それは、運転する気持ち良さは、いったい何処に行ってしまったかということだ。燃費や自動運転などがもてはやされる現代においては、人が持つ感性の部分の気持ち良さなんて無視されて良いものだろうか?

私は、そう思わないーポルシェ911のシートバックに押し付けられる鳥肌物の直線加速、ランチアジャガーなどのイタリア車、イギリス車の猫足のようなしなやかな足回りー自分は、黄色のポルシェ、相手は、真っ赤なフェラーリ、環状高速で直線で追い越し、コーナーで追いつくフェラーリそんな思い出が、頭をよぎる。

スピードについては、最初に乗っていたセリカリフトバックですら、既に時速200キロで大阪、東京間は、3時間前後で巡行できたので、ある意味、日本の100キロ高速においては、性能は、十分であったと思う。

いらない装備もなく、男らしいブラックインテリア、車重も軽くムスタングに似た美しい外観も多くのワクワクを与えてくれた存在だった。

この当時の日本、日本人の熱さを感じる名車の一台だと思う。

本日の車話は、まずは、ここまで。